
1/3/2構成は本当に有効なのか?
ランクマッチなどで「1ヴァンガード・3DPS・2サポート」という1/3/2構成を取るプレイヤーが多く存在しますが、これが必ずしもチームにとって最適ではないという指摘が出ています。
投稿者は「1/3/2構成が悪いわけではないが、ソロタンクに依存しすぎることでタンクプレイヤーに大きな負担がかかり、結果的にチーム全体の勝率を下げている」と問題提起しています。
If you're the person who says 1/3/2 is viable to justify picking the 3rd dps, here's why you're probably wrong.
byu/MyriadSC inmarvelrivals
まず最初に言っておくと、1/3/2(ヴァンガード1、デュエリスト3、ストラテジスト2)の構成は、正しく実行すれば通用する構成です。
でも……(そしてこれはとても重要な「でも」です)それを正しく実行する必要がある。この構成は実質的にヴァンガード(タンク)候補を2人、多くて3人に絞ることになります。つまり、あなたのチームのヴァンガード担当がマグニートーやドクター・ストレンジを使いこなせない場合(グルートはニッチな選択肢)、彼らの得意キャラから無理やり外すことになるんです。
これにより、その瞬間からあなたのチームは、そのランクレベルにおいて「勝てないチーム」になる可能性が高くなる。要するにそのタンクプレイヤーは
・チームが必要とするけど苦手なキャラを無理して使うか、
・得意キャラを使って大きな不利を背負って戦うか、
の負け確定二択を強いられるわけです。
これって、たとえばネイモアやブラックパンサーが同じDPS枠でも全然違うプレイスタイルを持っているように、タンクにも言えることなんです。もしあなたがネイモア、パニッシャー、ヘラは得意だけど、サイロックやミスター・ファンタスティック、ストームは全然合わないなら?
その気持ち、タンクメインも同じです。だからこそ、タンクに「お前このキャラ使えよ」って強制するのは、あなたが「苦手なDPSキャラ使え」って言われるのと同じなんです。
想像してみてください。もし他の3人がキャラピックした後に、DPSキャラの8割がナーフされるかピック不可になったとしたら?
そして残った2割のキャラがあなたの苦手なキャラだったら?
「その状況で戦え」って言われたらどう思いますか?そう思うなら、タンクメインの人にも同じくらいの配慮をしてほしいんです。
あと、ダイブ系DPS使いの人に言いたい。
ヴェノム使ってみ?
意外と火力高いし、ピック力(単体狩り性能)も高いよ。もしオールラウンドDPSの人ならソーもオススメ。
ほぼ「タンクの帽子を被ったDPS」です。こういう「自分がよく使うDPSスタイルに近いタンク」を一つ練習しておくだけで、びっくりするくらい楽しくなるし、ダブルタンク構成になったときのシナジーもすごい。
たとえば、ソーが正面から圧をかけてる時にヴェノムが裏から飛び込むと……敵チームは崩壊します。マジで。最高。あと最後に一言。
もしあなたがミスター・ファンタスティック使いの5人のうちの1人なら、
我々はあなたを愛してるし、何も変えないでほしい。
あなたの心は本当はヴァンガードだから。リスペクト。・まとめ
1/3/2構成を選ぶ時点で、「そのランクレベルに見合ったヴァンガード(タンク)」を出せる人がチームにいることをギャンブルしてるようなものです。
しかもそのヴァンガードが限られたキャラ(マグニートー、ストレンジ、グルート)のどれかに慣れている前提。それに対して2/2/2構成ならDPSの誰かがタンクに回ることが可能なので、タンク使える人の確率がぐっと上がります。
つまり1/3/2は勝率を下げるリスクを背負っているんです。だからもしあなたがDPSメインなら、タンクを1人くらい練習しておくべきです。それだけで勝率も上がるし、楽しくなる。
たまにはタンクメインが「ソロタンクでも大丈夫」って人もいるけど、そうじゃない場合も多いから。
もし「ソロタンク不安」ってタンクが味方に来たら、あなたが助けてあげられるDPSになってほしい。
後悔させないから、絶対に役立つよ。
コミュニティから噴出する批判と不満
この投稿には多くのプレイヤーが共感を示しており、「そもそもDPSをインスタロック(即ピック)する人たちは、こういった議論を見ても気にしない」という厳しい意見も目立ちます。
また、1/3/2構成で「負けそうになったらタンクに変えるよ」と返され、負けが濃厚になったときにようやく変えても手遅れというケースが多く、そもそも「初期ピックでロールを考慮しない」姿勢が問題視されています。
「間違いなく正論だと思う。だけど、この投稿のターゲット層はDPSを即ピする人たちで、彼らは文章を読まないから届かないと思うんだ」
「頼むから最初から構成を整えてほしい。『負け始めたら変える』では遅いし、何より1タンク・4DPS・1サポートで進めていたら、当たり前だけど試合は崩壊する」
「ヴァンガードを学ぶ」ことのメリットと楽しさ
投稿者はDPSプレイヤーに対して、「タンクを一通り練習しておけば構成を柔軟に変えられるし、実はとても楽しい」と呼びかけています。
たとえば「ダイブ系DPSが得意な人はヴェノムを使うと良い」「多彩な動きが好きならソーを試してみては?」など、DPSの延長線上でプレイできるタンクを提案。
これに対して「自分が普段使っているキャラクターに近いヴァンガードを学ぶと、意外にもすんなり適応できた」という声も見られます。
「あなたが遠距離攻撃を好むなら、ペニーパーカーがおすすめ。地雷を重ねて初キルを取ったときの快感はすごいし、射程の長さを活かしてサポートもできるから、タンクが苦手と思っていた人でも楽しいと思う」
「最初は難しく感じるかもしれないけど、タンクを2枚に増やすだけで、試合が安定しやすくなる。どちらも前線を張れるなら、DPSの火力も活きてくるし、味方サポートにも余裕が生まれるんだ」
まとめ
1/3/2構成が完全に間違いというわけではありませんが、タンクを1人に任せ切るスタイルは、タンクプレイヤーの得意キャラを潰す危険性や、チームの安定性を欠くリスクをはらんでいます。
投稿者が提案するように、DPSメインのプレイヤーがタンクを一体でも習得しておくことで、状況に応じた柔軟なロール選択が可能になり、勝率とチームの連携力が向上することが期待されます。
ゲームスタート前のロールピックの段階でコミュニケーションをとり、「ソロタンクが苦しいなら自分がカバーする」という姿勢を共有できれば、より快適な試合展開となるでしょう。