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マーベルライバルズ:開発初期にオーバーウォッチの要素を流用していた事実が判明

マーベルライバルズ:開発初期にオーバーウォッチの要素を流用していた事実が判明

2025年4月21日に公開された開発舞台裏映像「Art Vision Vol. 01」で、Marvel Rivalsの初期UIプロトタイプが紹介されました。視聴者が注目したのは、通貨アイコンが Overwatch のコインに酷似していた点です。現在の正式版 UI では差し替えられていますが、開発段階ではゴールドとレッドの円形アイコンが使われ、色味やフラットなデザインがオーバーウォッチのコインやコンペティティブポイントのデザインととほぼ同一でした。

映像で判明したアイコンの“そっくりポイント”

  • ゴールドアイコン:色調・形状ともオーバーウォッチのコインと同系統。
  • レッドアイコン:コンペティティブポイントを思わせる単色フラットデザイン。
  • 配置レイアウト:画面右上の残高表示位置もOverwatch と一致。

あくまでプロトタイプ用の“借り素材”だったのかは明言されていません。しかし、公式映像で公開されたことで、初期UI が強い既視感を与えるものだったことが判明しました。

オーバーウォッチコインのアイコン
オーバーウォッチのコンペティティブポイントアイコン

正式版で採用された通貨システム

現在のマーベルライバルズには以下の 3 種類が導入されています。

  • ゴールデン・クリスタル(課金コイン)— 米ドル換算で 100 コイン=1 USD。
  • クロノトークン(バトルパス/イベント報酬)— シーズン報酬の主要通貨。
  • クレジット(ログイン・チャレンジ)— 無課金でも獲得可能な補助通貨。

価格帯は Overwatch と近く、レジェンダリースキンも1,600〜3,300 コインという設定です。
課金比率や無償通貨獲得量もOverwatchを参考に設計されたと見る向きがありますが、ビジュアル面は“Marvelらしい”色彩とロゴへ完全に刷新されています。

リリーズ時にはもちろん刷新

開発陣の意図と今後の改善ポイント

意図せず流用していた実態が公開されることになりましたが、「開発初期は既存作品を参照しやすい」という定説もあり、また完成版では独自アイコンを採用してブランドの差別化を図っています。
とはいえ、今回の事例はUIプロトタイプの公開によって、以前より言われていたマーベルライバルズがオーバーウォッチを意識していたことを示しました。

リリース後はデザイン段階でも意匠の独自性はより強調されており、この「見覚え問題」が再び起こることはなさそうです。

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