マーベルライバルズ:開発が“ファイター過多”を認め是正を表明 ─ シーズン4でロールバランスに動きか
シーズン3.5でブレイドが加わり、現在『Marvel Rivals』のプレイアブルヒーローは41体になりました。そのうち21体がファイター(ダメージロール)で、ロールバランスが崩れているとの指摘が続いています。クリエイティブディレクターのGuangguang氏はインタビューでこの問題を正式に認識していると述べ、今後の是正方針に言及しました。
開発が認めた“ファイター過多”
初期ロスターは33体で、その時点でファイターが17体と半数を超えていました。以降、ファンタスティック・フォーの実装で37体に拡大し、さらにエマ・フロスト/ウルトロン/フェニックス/ブレイドが追加され、現在は41体(うちファイター21体)となっています。ファイター偏重が続く中、開発は次のようにコメントしています。
「今後、この問題に対処します——私たちは課題を認識しています。とはいえ、ヒーローの選定から制作・最終リリースまでには長い時間がかかります。」
「私たちはすでに多くのヒーローを前倒しで用意しています。こうした前提のもと、問題に注意を払い、段階的に解決していきます。一夜にして変わるわけではありませんが、時間をかけて新しいバランスが形成されるでしょう。」
— Guangguang(Rivals Assembledインタビューより)
シーズン4で期待できること
- 新ヒーローはヴァンガード/ストラテジストの可能性が高いです。9月12日開幕のシーズン4で、まずはロール補強の第一歩が期待されます。
- ヴィランのプレイアブル化を拡大する方針も示されており、ヴィラン役の実装が今後さらに広がる見込みです。
現状のロール内訳
指標 | 値 |
---|---|
総ヒーロー数 | 41 |
デュエリスト | 21 |
その他(ヴァンガード/ストラテジスト合計) | 20 |
次の一手とタイムライン
開発によれば、新ヒーローは企画から実装まで約1年を要します。すでに来年分の計画が用意されているため、段階的なロール是正が進む見通しです。短期ではシーズン4の新ヒーロー、さらにその先のシーズンで継続的な補強が期待されます。
まとめ
- 開発はファイター過多を認め、段階的に是正すると表明しました。
- シーズン4(9月12日)ではヴァンガード/ストラテジストの新規追加が有力視されます。
- ヴィランのプレイアブル化も拡大予定で、選択肢とメタの多様性が向上しそうです。
- 制作リードタイムは長いため、短期は部分的、長期で本格的にバランス形成が進む見込みです。