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マーベルライバルズ:シーズン1アップデートでMODが使用不可になっていた

マーベルライバルズ:シーズン1アップデートでMODが使用不可に

NetEaseが手がけるサードパーソンヒーローシューター『マーベルライバルズ(Marvel Rivals)』では、リリース後に有志の手によって様々な外見MODが作成・共有され、海外のPC版コミュニティを中心に大きな盛り上がりを見せていました。しかし、シーズン1アップデートにより、こうしたMODが機能しなくなる措置がとられたことが判明しています。


Xで報告された内容の和訳

最新の Marvel Rivals アップデートでは、アセットハッシュチェックが導入されました。

このため、回避策が見つかるまで、Modは動作しなくなります。

シーズン1アップデートでMODが使用不可に

このアップデート後、ゲームファイルのアセットハッシュチェックが導入されたことで、オリジナルと異なるファイルが検知されると動作が停止する仕組みに変更。これにより、NexusModsなどで配布されていたヒーローの外観を改変するMODがすべて実質的に無効化されました。

  • 例:アイアンマンを『ドラゴンボール』のベジータ風に変更
  • マンティスをゴシック風にするスキン

などのMODを使っていた人々からは、アップデート直後から「MODが動かない」という報告が上がっています。


運営からの事前警告はなし

NetEaseは、シーズン1パッチノートや公式発表の中でMODに関する言及をしていませんでした。

ゲーム利用規約(ToU)ではもともとMODが禁止対象だったものの、リリース後にユーザー間で盛んに使用されていた事実上のグレーゾーンが、このアップデートで強制的に排除される形となりました。

すべての MarvelRivals MODが無効化されました


バランスや公正性を保つ狙いか?

競技性の高いオンラインマルチプレイゲームでは、「マップのオブジェクトを除去して視界を有利にする」などの不正行為と関連してMODを一切認めない場合が多く、マーベルライバルズも類似のスタンスを取るようになったと考えられます。
もっとも、実際には多くのMODがキャラクタースキンのリテクスチャや外見の置き換え程度の“無害”なものでしたが、運営側は将来的なエスカレートを警戒したのかもしれません。


今後のMODコミュニティはどうなる?

今回のアップデートでMOD管理ツールの開発者は「回避策を見つけられる可能性は低い」とコメントし、アップデートの延期やサポート停止を表明しました。今後、技術的に改変が困難になった場合、PC版におけるMOD文化は終息に向かうとみられます。

ユーザーとしては「スキンを手に入れるには公式ショップで購入するしかない」という状況に戻る形。MODによるプレイヤー独自の楽しみ方は事実上封鎖されるため、一部コミュニティには落胆の声が上がっているようです。


まとめ:MODの時代は終了、公式スキン購入がメインに

リリース以来、多彩なキャラスキンMODが出回っていたマーベルライバルズですが、シーズン1アップデートにおけるファイル改変検出システムの導入でMODが使用不可能となりました。

オンライン対戦ゲームとしての公正性を守る狙いも伺えますが、一部のユーザーが楽しんでいたMODは使えなくなり、「MODは自由な創意工夫」というような風潮は本作では終了と言えるでしょう。今後は、ショップやイベントで公式コスチュームを入手する形がメインとなりそうです。

個人的には話題性になる反面、野放しにしているとコスチュームの売上も下がり、ゲームの寿命にも影響する可能性があるため、今回の運営による早急な対応は評価すべきだと考えています。

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