
マーベルライバルズ:レイオフされた元ディレクター「革新的機能『チームアップアビリティ』は自分が考案」
シーズン1で数千万規模のプレイヤーを獲得し、ヒット作の仲間入りを果たした『マーベルライバルズ(Marvel Rivals)』。しかし、その成功の陰で一部開発者にはレイオフ(解雇)の波が押し寄せました。
2025年2月19日、米国シアトルにあった小規模サポートスタジオが突然閉鎖され、「開発効率向上」を名目にチーム全員が解雇されたのです。成功作に携わっていたスタッフたちは、この決定に大きなショックを受けました。
元ディレクター「チームアップアビリティ」は自分が推し進めたアイデア
米国側でディレクターを務めていたThaddeus Sasser氏は、SNSやLinkedInでこのレイオフについて言及。さらに、『Marvel Rivals』の特徴的機能「チームアップアビリティ」は自分が提案し推し進めた構想であると語りました。
彼によれば、入社当初から「キャラクター同士の絆や家族的なつながりをゲーム性に落とし込む」ことを提案し、特定ロールへの縛りを強制することなく、複雑性と戦略性を加える仕組みとして考案したとのこと。
「完璧なバランスは退屈だ」というテーマのもと、メタの変化を適度に刺激するシステムを目指したのだそうです。
「ストームとヒューマン・トーチのチームアップは当初の企画から存在していた。実装が決まって本当に嬉しいし、プレイヤーがどう評価するか楽しみだ」 – (Sasser氏)
成功に貢献したがレイオフに
Sasser氏は「数多くの人々が情熱を注ぎ、素晴らしいゲームを形づくった」として、自身以外の開発者の努力も強調。一方でチーム全体が解雇されたという結果や、自分の成果や将来はともかく、ゲームそのものには「誇りを感じる」としています。
『Marvel Rivals』を発案段階から支えた一人にもかかわらず、今回のレイオフによりSasser氏自身はスタジオを去ることに。コミュニティからは未だNetEaseの判断に対する驚きと疑問の声が上がっています。
今後の展開:ゲームにはどんな影響が?
NetEase側は、本作の「コア開発チーム」は中国で引き続き運営するとしており、シーズン1.5以降のロードマップには影響ないと説明。多くのファンはチームアップアビリティを含め、既存の機能に今後どんなアップデートが加わるのか注視しています。
いずれにせよ、Sasser氏のアイデアとして根付いた「チームアップアビリティ」は、『Marvel Rivals』を他のヒーローシューターと一線を画す機能として、これからもゲーム体験の軸となりそうです。